女子高生と恋愛中
 薫の家の近く
「今日は相談のってくれてありがとう‥よく考えてみます。じゃあね」
 小さく手を振る薫‥何故か寂しげ‥
「元気出せよ!またなぁ」
 走りだそうとしたら、目の前に人が飛び出した!キキッ!
「ばかやろう!死にてぇのか!」
 若い男‥運転席側にきて
「薫と別れてくれ!」
「いきなり何だい!俺は」
 胸ぐらを掴まれた‥今日はこんなんばっか‥
「やめて!淳!あんたには関係ないでしょ?」
 男は手を止めた
「関係ないか‥」
 突然、走り去った
「薫ちゃん?誰なんだ?」
「幼なじみなんだけど、少し前に告られたの‥断ったんだけど、付きまとわれて」
「そりゃストーカーだよ」
「あんな奴じゃなかったのにな」
「薫ちゃんの彼は別の人なんだね」
「うん‥」
「ふ~ん‥複雑だね。余り軽はずみに行動しない様に‥頑張って」
「うん、頑張るよ」
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