女子高生と恋愛中
 だるま寺のPを横目に‥恋人岬だ
「しかし、なんで恋人岬なん?」
「だって‥友達は彼と行ったぁって自慢するからぁ‥真帆と付き合ってくれる人できたら、ぜ~たい行くって決めてたんだ」
「そうかぁ‥俺初めてきたんだ」
「私もだよ」
 車を降りた。真帆のかっこは凄い!!から、すれ違う人は真帆に釘づけ
「ねぇまーちゃん?皆、私たちの事見てくけど」
「私たちじゃなくて、真帆だよ」
「へ?何でぇ」
 頭を回して自分を見てる
「普通だよね?」
「普通?‥ポイ」
「何よ!ポイって!」
「だからぁ俺以外の視線に惑わされないで」
「うん(^-^)」
 岬までの細い道を並んで歩いてる。恋人たちに見えるのかなぁ。
「俺の視線感じてみて。少し前歩いて」
「ええ↑はずいじゃん‥歩くのぉ?」
 渋々、10m位前を歩く。後姿‥なんてスタイルだい!‥茶髪のシャギー‥身体の線‥最高!振り向いた
「何!ぎらぎらした目で見てる訳ぇ‥えっちぃ」
 真帆は、びっくりした様な顔で見た(元々そんな顔だけど‥)
「えっちって誤解だよ!今、アイドルを見てる様な気分だよ」
「本当ぉ!じゃ私デビューしようかな」
 くるっと回った。ヒラヒラと旗めく‥眩しくて
 真帆いきなり止まって
「どう?見えた?」
 ギク!完全に見透かされてる‥
「あ!鐘だぁ!鳴らす鳴らすぅ」
「わっ解ったから」
「記念に写真‥アレ?カメラは?」
「あ!忘れたぁ!取ってくる」
 真帆を待たしてダッシュ

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