女子高生と恋愛中

お祝い

 金曜日‥夕方、玄関開いてる、バイトは休み?まさか具合が悪いとかじゃ‥
「真帆?ただいまぁ」
「お帰りぃ~」
 声が沢山だぶってる!誰?
 部屋の中には、沢山の顔!
 真帆のお母さん、姉の美穂、亜梨沙ちゃん、亜紀子ちゃん、由佳ちゃん、薫ちゃん
 全部女や!最悪!
「まーちゃん、皆ね、お祝いにきてくれたの‥」
「あんた未だ、将さんて言わないの?」
と、母
「せーのぉ!おめでとう!!」
 凄!照れ臭い‥
「将さん‥真帆を幸せにしてくれてありがとう」
 涙声の真帆母
「妹を、私より先に幸せにしちゃって‥ちょっとむかつくわ」
 姉の美穂は言葉と裏腹に笑ってる‥
「せぇ~の、まーちゃ~ん!私たちも幸せにしてぇ~」
 三人は、いつものノリや(^-^)
「皆さん‥今日はありがとう‥なんか‥とても嬉しくて‥」
「ああ~あ!新郎泣かしちゃった‥作戦成功!」
「え?何?作戦て‥」
「だってさ‥皆で、泣かそうって言ってたんだぁ~」
 美穂はのたまう。でも、皆涙目や
「悲しくて涙する訳じゃないから‥嬉しい涙だし‥ねぇお姉さん」
「えー!私お姉さん!ちょっとぉ~止めてよ
(;-_- もぉ最悪ぅ~」
「だって、姉だもん
(^-^)」
「が!!気色悪ぅ~
でも、実際そうだもんね‥弟かぁ~なんかいいね(^-^)」
「そうやろ?お姉さ~ん!優しくしてね」
「ぜ!やっぱ駄目や‥まーちゃんは、まーちゃんだよ‥他に考えられない」
「はは!それでいいよ」
ひとしきりの爆笑
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