女子高生と恋愛中
「何処へ行く?薫ちゃん?」
「彼氏なら呼び捨てでいいよ」
 俺の車の中‥身長150cm以下、体重は30kg台‥人によっては、魅力的だろうね
「薫ね‥二人だけでドライブしたの初めてだよ‥暑いね」
 なにげに上着を脱いだ。白いブラウスを持ち上げている物は、紛れもない薫の一部‥すっすげぇ~!
 じゃな~い‥真帆の友達に手を出せる訳ないだろ‥頭の中を駆け巡る煩悩の嵐‥に対する私の武器は、理性と真帆への思い‥真帆の顔、身体、声‥
「やっぱり薫ちゃん、こんなのだめだよ‥家まで送るよ」
「えー!なんでぇ?」
「薫ちゃんが魅力的だからさ」
 え?っと言って自分の体を見回す‥
「何処が?」
「簡単に言うと女性的魅力だよ」
「私に?だって子供だよ!からかわないで下さい」
「薫ちゃんは、自分の魅力に気が付いてないんだよ。青い魅力っていうのかな?」
「青い?‥」
「壊れそうな感じ」
「幼いって事?」
「ちょっと違う‥年令とのアンバランスさって言うのかなぁ‥
 薫ちゃんにも必ず彼はできるよ。きっと」
「まーちゃんの言葉って説得力あるよ。解ったわ‥真帆に悪いしね。実は妬けたの‥まーちゃんて素敵ね」
 俺ってもてもて‥なんでやろ?近ごろってか、昔からもてた事なかったし、真帆のせい?あげまんなの?
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