女子高生と恋愛中
 三十男が何やってんだ!!
「真帆がいたら、楽しいのに‥」
 ふとつぶやいた独り言
 突然、玄関が開いた‥
「はあはあ‥きちゃった‥へへっ」
「まさか‥飛び出したんじゃないだろうな?」
「ううん、お母さんが行きなって‥一緒にいたい時は、我慢しないの!だって」
 思わず抱き締めた‥
「話せるお母さんだねぇ」
「うん‥自分みたいにしたくないのかも」
「自分みたいにって?」
「離婚したの‥私が小さかった頃‥
 結婚してた頃も寂しかったって、前言ってた。だから、そんな思いを娘にさせたくないのかも‥
 まーちゃん?ずっと愛してね。離さないでぇ」
「きっと、幸せにするよ」
「嬉しい‥(涙)」
「俺といつか一緒になろ」
 泣き濡れた目で、見上げて頷く真帆‥都合数回
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