女子高生と恋愛中
 真帆の横に座ったまま、目覚めるのを待つが、看護婦が入れ代わり立ち変わり覗きにくる‥医者めぇ言い触らしてるな
 と、真帆が目を開けた
「う~ん‥ううう‥
 う?はっ!バイトォー!‥遅刻だぁ‥」
「真帆?バイトは休みにしたよ。真帆は貧血で倒れたんだよ」
 俺はできるだけ優しく言った
「じゃ、ここはどこ?」
「病院だよ」
「病院?‥で‥貴方は誰?」
「誰って俺だよ!」
 無言で見つめる‥と
「‥えへ‥ごめ‥一度やってみたかったの‥まーちゃんマジになった?」
「あほか!こんな時に冗談はよせよ!」
「ごめんね(>_<)」
 お母さんはいないし、顔を寄せてちゅうってしたかったが、ドアが開いて
「北野さん?‥目が開きましたね。お父さんはちょっと外に」
 看護婦の言葉に真帆かちん
「ちょっとぉ!お父さんじゃないわよ!彼なの!彼!婚約者!!」
「へ?はっはい!」
 看護婦は俺の顔を覗き込んだ‥はずかしいぃ~
「へぇ~~失礼しました」
 なんて病院だい!マジむかつくぅ~!
 結局、外に出された‥
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