女子高生と恋愛中
 みっちゃんち‥
「こんばんは、山岡です。亜梨沙さんの事で来ました」
「亜梨沙?今出掛けてるみたいですけど‥」
「みっちゃんは、居ますか?」
「ええ‥さあどうぞ」

 書斎
「何があったんですか?」
「‥何がって?」
「‥亜梨沙さん、俺の部屋にいるんです。そのぉ…女と一緒にいて約束破ったとか言ってたけど‥」
「女?‥一緒に?‥あっ!あっはっは‥‥
なんだ!そうかぁ!それでむくれてたのか!!
亜梨沙の勘違いだよ。あれは違うんだ。B型の習性‥早とちり」
 真帆もB型‥
「笑い事じゃないよ‥俺ひどい目にあったんだから」
 みっちゃんの連れてた女の人は、就職希望の方で、給与で折り合わず‥駅まで送るとこだった。亜梨沙が聞いてきた時に、丁度、女子社員が後にいて話しづらくて、つんけんになったって事らしい‥
「亜梨沙ちゃんも結構」
「おっちょこちょいなんだ。珠に参るよ」
「真帆もB型なんだけど、結構早とちりで‥
あっと、俺、家へ帰って亜梨沙ちゃんを連れてきます」

 俺の部屋‥ありゃ真っ暗‥何処へ行ったん?真帆の携帯‥コールするけど、でない‥なんで?
 俺‥待つしかないのか‥
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