メイド姫
「お前は今日からこの家のメイドだ」







メイド!?はい!?いきなり、何を言い出すのよ。







「そんな話聞いてない」

「旦那様がお前を欲しがっている。お前は旦那様の一人息子の専属メイドとして、ここで暮らしてもらう。」







えええええ!!!





「お前の事は、前々から調べていた。大学4年。いまだ内定はもらっていない。ちょうどいいじゃないか。ここに就職すればいい。給料ははずむ。もう大学に行く必要はない」







なんでそんなことまで調べつくしてるのよ。







「ご両親も幼い頃に事故で亡くなったそうだな」
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