Diary:the Requiem

二十八日

火曜日。ゼミの打ち合わせをさっくり終わらせて、古書店に行く。

リサは用事があるらしく、マリアと二人きり。

お互い好きなジャンルは違うはずなのに、好きな傾向は似ていたりする。

普段読まない互いの好きなジャンルを薦めあうと、大体うけがいい。

古書店の帰りには駅前の喫茶店へ。
いつ来ても空いている、経営は大丈夫なの
かと疑いたくなるお店。

店主のお兄さんが中々素敵だった。


別れ際、マリアから本を借りた。

眠くなるまでこれを読むつもり。

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