先生からの告白
どんよりした気持ちで金曜日を過ごした
こずえ曰く「死人みたい」なんて言われたけど心は死人だもん
土曜日、あまり顔を見えないようにして先生の住むマンションに向かった
「松田さ〜ん」
小さい声で先生のインターホンを押した
「いらっしゃい」
そこには……普段とは変わらない先生だった
中に入ると………広い広い
「先生ん家広いね」
「あ〜じいちゃんが借りてくれた」
「へ〜」
いいな〜
私はソファーに座ると先生も座る
私ら妙に緊張してドキドキしてる