先生からの告白
「舞香!」
「こずえ!」
通学通にこずえに会った
「おはよ〜こずえ今日早いね」
いつもなら教室で会うのに
「たまには歩いて来たくなって」
「舞香も早いじゃん
いつも遅刻ギリギリなのに」
「目が覚めてね〜」
本当は先生が朝早くから電話があったから……
「先生と生徒になる前に会いたい」なんて言うから
「舞香今日もまた昼休みは委員会があるから一緒に入られないんだけど……」
「委員会頑張ってね!
私なら大丈夫だよ!!教室で小テストの練習でもしてるから」
「小テストかぁ…
舞香本当に桃哉<トウヤ>先生と付き合えばいいのに」
「……誰それ?」
こずえがびっくりした顔になった
「松田先生だよ!!」
「えっ?!松田先生って桃哉って言うの」
知らなかった
「……桃哉先生が担任になって3月ヶになるのに信じられない」
「覚えた!松田桃哉先生ね」
「……もし付き合ってくださいって言われた今度はなんて言うの?」
「う〜ん、毎回毎回同じことを繰り返し言われるとシカトしたくなるんだよね」