青空〜aosora〜
『そんなこと、ないよ』

ホントは、そう。

正解。

あんまり他人というか

自分自身も含めて

全ての事に興味がない。

あえて、興味があると言うなら

それはきっと、ユキさん。

『だって、あたし。

 これでも結構中学の時もてたんだよ?

 自分で言うのもなんだけど。

 でも、こんなカワイイこが

 同じ学校にいるのに、知らなかったでしょ?』

俺は、てっきり。

祭りの開催されてる場所が、

中尾の地元だったから。

中尾の中学の同級生だと思ってた。

『ゴメン』

他に、言葉が見当たらない。
< 132 / 264 >

この作品をシェア

pagetop