青空〜aosora〜
12月になり

町にはクリスマスソングが流れ

イルミネーションが施され

クリスマスムードが流れ始める。

期末テストが終わったその日、俺は。

ユキといつものように

学校から帰っていた。

いつもと違ったのは、

『ね、寄り道しよ?』

そこからは俺もユキも別々の電車に乗る

乗り換えの駅でのユキの一言。

いつもは違うホームに向かうのに

その日は駅から出て。

クリスマスに彩られた町を

俺達は手を繋いで歩いたんだ。





この手を、離さないって思いながら。
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