青空〜aosora〜
『よ、ユウ』

そんな事を考えていたら

後ろからふいに声をかけられた。

振り向くと。

そこには、テル。

『俺ら、楽しみにしてるから』

テルはそう言うと、親指を突き立て、

背中の向こう側を指差す。

そこには、タカヒロ、マサシ、ミキ、ショウ先輩。

他にもタケや元死愚魔のメンバーなど

10人以上の知ってる顔があった。

『テル…サンキュ』


俺はそれ以上の言葉を持っていなかった。

テルだけじゃない。

その場に来てくれたみんなに

心から感謝した。
< 246 / 264 >

この作品をシェア

pagetop