青空〜aosora〜
ミキがコウタと付き合ってると聞いた、
その数日後。
アヤミと放課後、いつものように話していた。
くだらないこと。
それは、好きなバンドの新曲の話や、
学校の先生のグチなど、
本当にとりとめもないようなこと。
そんな会話の中、アヤミが言った。
『ね、ユウくん。
今度、さ』
言いづらそうに話すアヤミ。
『なぁに?』
俺が聞き返すと、アヤミは恥ずかしそうに言った。
『ね、今度の日曜にさ。
デート、したいんだけど』
そういうことか。
アヤミの性格からして、“デート”って単語を
口に出すことが恥ずかしかったんだと思う。
『いいね、どこ行こうか?
行きたいトコとかある?』
俺がそう返すと、アヤミは言ったんだ。
『行きたいトコあるからさ、
いつもの公園で、日曜1時に待ち合わせ、ね?』
その数日後。
アヤミと放課後、いつものように話していた。
くだらないこと。
それは、好きなバンドの新曲の話や、
学校の先生のグチなど、
本当にとりとめもないようなこと。
そんな会話の中、アヤミが言った。
『ね、ユウくん。
今度、さ』
言いづらそうに話すアヤミ。
『なぁに?』
俺が聞き返すと、アヤミは恥ずかしそうに言った。
『ね、今度の日曜にさ。
デート、したいんだけど』
そういうことか。
アヤミの性格からして、“デート”って単語を
口に出すことが恥ずかしかったんだと思う。
『いいね、どこ行こうか?
行きたいトコとかある?』
俺がそう返すと、アヤミは言ったんだ。
『行きたいトコあるからさ、
いつもの公園で、日曜1時に待ち合わせ、ね?』