青空〜aosora〜
『あ、そだね。
もうこんな時間だし』
こんな時間、か。
時計の針は、夕方5時。
秋の夕暮れは早く、空は早々と薄暗くなっている。
だけど、いわゆる優等生ではなかった俺は、
まだまだ遊びたい時間。
相手のことを思いやる、
そんな余裕はまだ持ててなかった。
カバンに荷物を詰め、俺達は教室から出る。
公園までの、10分弱の帰り道。
アヤミの家まで送って行きたいけど、
アヤミの父親にこんな金髪で会えるわけない。
公園までの道のりはすぐだった。
『あ、そうだ』
公園につくと、アヤミが思い出したように言う。
『日曜。楽しみだね』
俺は呆気にとられてしまった。
あ、そうだ。から続く言葉、それ?
ぽかん、としてる俺。
気付くと。
気付くと、俺の唇にあたたかいものが触れていた。
え!?
それは、アヤミの唇で。
俺のファーストキス。
アヤミとのファーストキスは
不意打ちで、びっくりしたこと以外
あまり覚えていない。
もうこんな時間だし』
こんな時間、か。
時計の針は、夕方5時。
秋の夕暮れは早く、空は早々と薄暗くなっている。
だけど、いわゆる優等生ではなかった俺は、
まだまだ遊びたい時間。
相手のことを思いやる、
そんな余裕はまだ持ててなかった。
カバンに荷物を詰め、俺達は教室から出る。
公園までの、10分弱の帰り道。
アヤミの家まで送って行きたいけど、
アヤミの父親にこんな金髪で会えるわけない。
公園までの道のりはすぐだった。
『あ、そうだ』
公園につくと、アヤミが思い出したように言う。
『日曜。楽しみだね』
俺は呆気にとられてしまった。
あ、そうだ。から続く言葉、それ?
ぽかん、としてる俺。
気付くと。
気付くと、俺の唇にあたたかいものが触れていた。
え!?
それは、アヤミの唇で。
俺のファーストキス。
アヤミとのファーストキスは
不意打ちで、びっくりしたこと以外
あまり覚えていない。