青空〜aosora〜
ボウリング場につく。

テキパキと受付を済ませるミキ。

隣のゲームセンターにはよく行くけど、

ボウリングはあまりやらない。

やったことないわけじゃないけど、

あまり得意ではない。

楽しそうなアヤミ。

ミキとコウタも楽しそうに話してる。

俺の、思い違いか。

ただ、同じ建物内の隣のゲームセンターが気になり、

ボウリングを楽しむ気持ちにはなれなかった。

1ゲーム目が終わり、2ゲーム目。

何事もなく、ゲームが進んでいく。

『ユウくん、楽しくない?』

ふと、アヤミが話しかけてくる。

『そんなこと、ないよ』

返す言葉と、頭の中が食い違う。
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