青空〜aosora〜
俺と目が合った瞬間。

アヤミは、微笑んでいた。

優しく。

アヤミの笑顔を見た瞬間、

世界はスローモーションになった。

そして、だんだんと色彩を失って行き

俺の視界は白黒になっていく。

そして、アヤミは。

スローモーションになった

モノクロームの世界の中で

白い乗用車にその体を突き飛ばされた。
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