青空〜aosora〜
それが、もう2度と眠らない

永遠の眠りだと気付くのは

それからしばらく先のことで

その時、俺は。

アヤミの死を、

現実として

受け入れることができなかった。


心のどこかで

夢なんじゃないか

覚めるんじゃないか

嘘なんじゃないか


そんなことばっかり考えた。

何回か、寝て、起きて。


それを繰り返しても

アヤミはもう

この世界にいないんだと知り


声を上げて泣いた。
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