たんぽぽ
はは(笑)ちゃんと起きますよ☆おやす…までメールを打ち、「み」を打とうとしたところで、急に僕の携帯電話が鳴り出した。
着信は竹本からだった。
そういえば、ついさっき、竹本から「どうなった?」というメールが来て、「明日、一緒に図書館に行くことになった♪」とだけ送ったんだった。
おそらく、気になった竹本が電話をかけてきたのだろう。
僕は着信ボタンを押して、電話に出た。
「もしもし」
『もしもしーッ!明日、一緒に図書館行くってどういうことーッ?』
竹本はやたらとハイテンションだった。
「エッなんか流れでそういうことになった」
僕は淡々と話した。
『そうなの?よかったじゃんッ!ほんとよかったね…』
竹本が自分のことのように喜ぶので僕も今さらながらなんだか嬉しくなってきた。
『すごい進歩じゃない』
「まぁ当初の予定よりはかなりね。これも竹本のおかげだよ。ほんとありがとな」
『いいのいいの。わたしが好きでやったんだし。それでどんな感じだったの?』
僕は、今日の8時から今までのメールの内容をだいたい話して、もう一度竹本に「ありがとう」と言った。
ひとしきり春華の話題で盛り上がってからは、さすがに二人とも受験生なので、話は勉強の方に向いていった。
センター試験までの期間の話や具体的なセンター対策の方法、将来への不安や期待。
普段からそれらのことは話していたが、この日の僕達はご機嫌でいつもより何でも話していた。
時間も忘れ話し込んだ。
そうしてひとしきり話し終えた後、竹本との電話を切ると、夜中の4時半過ぎだった。
僕の携帯電話の画面には春華へ送る未完成のメールが表示されていた。
そういえば、まだ送っていなかった。
僕は、メールを作り直す。
着信は竹本からだった。
そういえば、ついさっき、竹本から「どうなった?」というメールが来て、「明日、一緒に図書館に行くことになった♪」とだけ送ったんだった。
おそらく、気になった竹本が電話をかけてきたのだろう。
僕は着信ボタンを押して、電話に出た。
「もしもし」
『もしもしーッ!明日、一緒に図書館行くってどういうことーッ?』
竹本はやたらとハイテンションだった。
「エッなんか流れでそういうことになった」
僕は淡々と話した。
『そうなの?よかったじゃんッ!ほんとよかったね…』
竹本が自分のことのように喜ぶので僕も今さらながらなんだか嬉しくなってきた。
『すごい進歩じゃない』
「まぁ当初の予定よりはかなりね。これも竹本のおかげだよ。ほんとありがとな」
『いいのいいの。わたしが好きでやったんだし。それでどんな感じだったの?』
僕は、今日の8時から今までのメールの内容をだいたい話して、もう一度竹本に「ありがとう」と言った。
ひとしきり春華の話題で盛り上がってからは、さすがに二人とも受験生なので、話は勉強の方に向いていった。
センター試験までの期間の話や具体的なセンター対策の方法、将来への不安や期待。
普段からそれらのことは話していたが、この日の僕達はご機嫌でいつもより何でも話していた。
時間も忘れ話し込んだ。
そうしてひとしきり話し終えた後、竹本との電話を切ると、夜中の4時半過ぎだった。
僕の携帯電話の画面には春華へ送る未完成のメールが表示されていた。
そういえば、まだ送っていなかった。
僕は、メールを作り直す。