たんぽぽ
「ごめん! 電話してたら長くなってしまった▼明日ってか今日はちゃんと遅刻せずに行くし!おやすみ☆ミ」
僕はメールを打つとすぐに送信した。
時間は4時42分だった。
春華との約束の時間まであと6時間もない。
電話をしながら薄々やばいと思いつつも竹本との会話が楽しく、なかなか電話を切ることができなかった。
幸い、今から寝れば4時間は眠れる。お腹も減っていたが、何か食べる時間が惜しかった。
僕は急いで携帯電話の目覚ましを9時にセットして枕元に置いた。
そして、すぐに電気を消して、布団をかぶった。
すると、僕の枕元が突然震えだす。
ん?、と僕は思い、携帯電話を開いてみた。
メールが来ており、相手はなんと春華だった。
「長電話かよ…結構心配しちゃったじゃん!ばか。明日遅刻したらおいてくからね!もっかい寝る(-_-)」
僕はメールを見て悪いことをしたなと思ったが、その反面とても嬉しかった。
嬉しくてメールを返そうと思ったが、春華をこれ以上起こしては悪いと思いやめておいた。
明日きちんと謝ろう、そう思い寝ることにした。
しかし、今日の出来事が思い起こされてなかなか眠れない。
僕は、暗闇の中、携帯電話を手探りでたぐりよせ、今日の春華とのメールをもう一度見ていった。
春華からの51件の受信メールを見た後、自分が春華に送った51件の送信メールを見た。
ベッドの中にいるせいか、まるで夢のように感じた。
よく「夢のように」とういう表現が用いられるがまさに「夢」のようだった。
僕は、この「夢」のような「現実」を忘れないためにも受信・送信メール102件を全て保護した。
送信メールを全て保護した頃には僕にも睡魔が襲ってきて、自然と眠りについていた。
僕はメールを打つとすぐに送信した。
時間は4時42分だった。
春華との約束の時間まであと6時間もない。
電話をしながら薄々やばいと思いつつも竹本との会話が楽しく、なかなか電話を切ることができなかった。
幸い、今から寝れば4時間は眠れる。お腹も減っていたが、何か食べる時間が惜しかった。
僕は急いで携帯電話の目覚ましを9時にセットして枕元に置いた。
そして、すぐに電気を消して、布団をかぶった。
すると、僕の枕元が突然震えだす。
ん?、と僕は思い、携帯電話を開いてみた。
メールが来ており、相手はなんと春華だった。
「長電話かよ…結構心配しちゃったじゃん!ばか。明日遅刻したらおいてくからね!もっかい寝る(-_-)」
僕はメールを見て悪いことをしたなと思ったが、その反面とても嬉しかった。
嬉しくてメールを返そうと思ったが、春華をこれ以上起こしては悪いと思いやめておいた。
明日きちんと謝ろう、そう思い寝ることにした。
しかし、今日の出来事が思い起こされてなかなか眠れない。
僕は、暗闇の中、携帯電話を手探りでたぐりよせ、今日の春華とのメールをもう一度見ていった。
春華からの51件の受信メールを見た後、自分が春華に送った51件の送信メールを見た。
ベッドの中にいるせいか、まるで夢のように感じた。
よく「夢のように」とういう表現が用いられるがまさに「夢」のようだった。
僕は、この「夢」のような「現実」を忘れないためにも受信・送信メール102件を全て保護した。
送信メールを全て保護した頃には僕にも睡魔が襲ってきて、自然と眠りについていた。