澄んだ瞳に




お風呂から上がり、喉が渇いたので、キッチンへジュースを飲みに行く。




キッチンから、そっとリビングを覗くと、パパは酔い潰れて、寝てしまってた。



お兄ちゃんと淳は、思い出話をしながら、まだ呑んでいた。




淳の酔って、頬が少し赤くなった顔………




淳の照れた顔………




淳の笑った顔………




お兄ちゃんに何かしゃくに障ることを言われて、怒った淳の顔………






私は、いろんな表情をする淳の顔を見ているだけで、とても幸せな気分になった




私、この人を好きになれて良かった………




この人の傍で、ずっといたいと思った。







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