澄んだ瞳に



12時

俺と智香ちゃんは、淳と澪と、落ち合った。


俺と智香ちゃんが、手を絡ませて、繋いじゃってるもんだから、淳も澪も、キョトンとした顔してたな。


そらそうだろ…

俺だって、同じ立場だったら、そんな顔しただろうな

ほんの30分前に、付き合ったことになってたとは、想像もしてねぇだろしな………。


あ〜……

淳に突っ込まれるだろな〜………。

何て言って切り抜けようかと、考えた。




先に店に入って、注文を済ませ、テーブルに付く。


もちろん、智香ちゃんと隣り合わせに座る。


チラッと、淳と澪の二人を見たら、やっぱ、俺たちの関係に疑問を持ってるようだった。



淳と澪の二人が、席に座った。



さぁ〜 早く食べて、智香ちゃんと……と思った。


矢先


きたよ……。

予想通り、淳の突っ込みが………。


俺は、照れ隠しで、適当に答えたが、俺と淳の中だ。

十分に伝わっただろう。


その証拠に、淳も、それ以上何も聞いて来なかったしな………。





また、別行動になり、俺と智香ちゃんは、本日最後の絶叫系アトラクションに。


また、智香ちゃんは大はしゃぎで、笑ってるよ……



でも、さっきまでの、智香ちゃんとは違った。



智香ちゃんが、俺の腕に、自分の腕を絡ませて、しがみつくように掴まっていた。




嬉しい〜〜〜。

智香ちゃんとの、距離が近すぎるぜ。



おい、おい

智香ちゃんの胸が当たってます。





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