澄んだ瞳に
私は、飛び起きて……?
何するんだっけ……?
あっ、そうそう
着替えだった………。
あ〜 相当緊張してるな〜、私……。
いけない、いけない
時間がないんだから、早くしないと、淳が来ちゃうよ
あ〜ん……
どれ着よっかな〜……
悩むな〜…………。
ん〜……………。
あれこれ出して、鏡の前で合わせて見たが、決まらない。
トントン!!
『澪、起きてんのか?』
お兄ちゃんだ。
「起きてるよ〜。」
『淳、何時に来るって、言ってた?』
シーッ!!
「お兄ちゃん、声が大きいってば……。ママたちに聞こえるでしょ〜!!」
声を潜めて言った。
『なんで?お袋が、淳は何時に来るのか聞いて……』
『あ゛――――――!!』
だから、声が大きいって!!
『わりぃ。忘れてた。』
『で、何時って?』
「1時ぐらいになるって」
『1時だな……。お袋に言ってくるよ。』
「うん。」
お兄ちゃんは、下りて行った。
あっ、早くしないと……