澄んだ瞳に
「澪が、あんな顔するからいけないんだぜ?」と、淳が私の耳元で囁く…
ハァ…ハァ………
「……あんな…顔…って?」息が切れて、上手く話が出来ない…
「アッカンベーしただろ…俺に?」
「…した…よ?」
「あの顔…二度とすんな?…可愛いから…」と、言った淳の顔は、にやけていた
「それぐらいのことで、どうして、怖い顔したり、キスしたりするの?」
「俺以外の男の前で、すっからだ…」
「俺以外の男の前でって言っても、お兄ちゃんじゃん」
「悠哉でも、ダメなものはダメ!!」
やっぱり自己チューだ。
それに、淳ってSっぽい!?
それから、淳と二人で、お兄ちゃんたちがいる部屋へと戻った。
ちょうど、追加オーダーしたお兄ちゃんたちの朝食が運ばれていた。
4人揃って、朝食を食べた
他愛もない話をしながら、楽しい一時を過ごした。
今日が最後の夜になるので、夜も一緒に食事をする約束をして、お兄ちゃんたちは部屋へと戻っていった。