澄んだ瞳に
俺は、タバコに火を着け、メールを読んだ。
悠哉からだった。
――――――――――――
明日、日本に帰る。
今回の出張が長期だったから、
しばらくないと思う。
また、飲みに行こうぜ。
連絡くれよな!
悠哉
ーーーーENDーーーー
俺は、テーブルの上のノートパソコンの電源を入れ、立ち上げると、三井が転送してくれている、スケジュール表を見た。
スケジュールがみっちり詰まっていたが、明日の月曜日の欄が、スッポリ空いていた。
悠哉にメールを返信した。
――――――――――――
明日、何時に着く便だ?
淳
ーーーーENDーーーー
すると、すぐに悠哉から、返信があった。
――――――――――――
16時30分着だ。
悠哉
ーーーーENDーーーー
16時30分か……
15時に出れば、いけるか……
――――――――――――
了解!
明日、空港に迎えに行く。
淳
ーーーーENDーーーー
――――――――――――
ありがとう!
悠哉
ーーーーENDーーーー