時空を超えてあなたに。。。~サイドストーリー~
「ぱっ・・・ありが・・・と・・・」








「おいっ!平助っ!」










僕はぱっつぁんの涙を親指で拭うと空に目をやった。









その空にはさっきまで雲に隠れていた月が顔を出していた。









だけどその月は今にも消えてしまいそうな位欠けていた。











僕はそれを見て目を閉じた。







「おいっ!平助っ!」






「平助っ!」







2人の声が聞える。





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