LOVE IDIOT
「どうする?今から寝る?」

「えっと・・・い、今何時ですかぁ・・・!!(静まれ鼓動)」

涼は隣のつくえにあった時計に目をやった。
お願い、せめて八時と言ってくれ・・・!!



「十時四十九分」



「うっ・・・!(もうすぐ十一時・・・!!)」

ね、寝るには丁度良い時間。
夜も夜。

ヤバい、これって寝るしか私にチョイスはないのか・・・!?

「・・・(どっちにしたらいい!?)」

そうこう私が悩んでいる間に、涼は勝手に全部屋の電気を消しに行ってた。
え、え、え。

ちょ、待て待て待て。

やっぱ君のドS加減は変わらないわけですねっ!!?

「ちょ、涼!」

「なに?」

「な・・・なんで電気消す!?」

「だって、これから寝るじゃん」

「(やっぱ拒否権なしか!!!)ま、まだ私なにも言ってな―――――」

すると涼は私のところに来た。
な、なになになに・・・!?



ちゅ



「ひゃっ!??!///」

イキナリ私の首筋にいやらしいキスをする。

や・・・しまった変な声が・・・!

「う、ちょ、涼!?!?」

「宮比、寝よ」

「はっ!?!?(大胆発言!?)」

「さっきまで泣いてて疲れきってるし、ね」

「わ、私見たい番組が!!(ジャポニカ○ゴスがっ!!)」

「録画すればいい」

「じゃあビデオ入れとかなきゃ!!」

「僕がしとく」

「せ、せめて寝る前のおやつを・・・」





「駄目」





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