LOVE IDIOT


ぷは



「り、涼・・・!!///」

これ何回もやられてるけど、心臓すこぶる死にそうになる!!(泣)
つか、お前なに不敵に笑っちゃってんの!?!?

「まだ慣れない?(にこ)」

「(こ、こんの・・・!!!)」

慣れた方がおかしいんとちゃいますか!?(誰)

ち、調子狂うよ!!!
すると涼は私の耳元で囁く。

「宮比」

「な、なにさっ!!!(止めてよ!///)」







「この前の続き、しない?」







「は」



シュルッ



「えっ!?!?(まさか・・・!)」

こ、この前の続きって・・・

ま、まさか・・・!??!

「スットオオオォォーップ!!!!(ぎゃああ!!)」

私は下を見た。

「(う、嘘でしょ・・・!!!)」

やっぱり、涼に涙流した私は馬鹿だった。
ううん、ていうか世界で一番のド阿呆。

涼が史上最高にドSってことを忘れていた。


浴衣の帯が、外され・・・!(過去形=外された)


「にゅああああぁぁぁっ!!?!?///」

「宮比、髪が乱れてると誘ってる様に見えるよ?」

「ひ・・・!?!?(誘ってんのはどっちだよ!!!)」

まだあの時は完全に帯が外されてる訳じゃなかった。
本当、奇跡だと思った。

でも、今回のは。


完璧に、外されている。


うん、もう、無理。

「(お嫁に行けない・・・!!!)」

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