LOVE IDIOT
「はい、じゃあキスするよ」

「ぅえ!?!??!(待て待て待て!!)」

ていうか本当にするつもりだったの!?
こ、心の準備がまだ出来てません!!

「一」


ちゅ


「んっ」

「ニ」


ちゅ


「!!(ちょ)」

「さ―――――」

「す、ストップ!!///(待ちやがれ!!)」

「ストップなし、三」

「いや、だから!!」

「なに・・・」

うっわ、コイツあからさまに嫌な顔したよ!
人の意見も聞いてよね!!

「な、何回するつもり!?(これじゃあ心臓保たない!)」

「まぁ、十回?」

「十回!?!?!?(窒息死!!)」

「はい、さ―――――」

私は涼の口を両手で塞いだ。

本当、マジで無理。
なにそれ、十回とかありえないんですけど。

な、なんかの冗談ですか!?

「十回は無理!!」

「ははひへ(離して)」

「嫌、十回を変えたら良いよ!」

ちょっとは強くなった剣道部員、早瀬・宮比14歳。
あまり物事なめないでほしい!!!(涼に対する思い100連発)

「涼、せめて五回が私の限界だからさぁ・・・」



ぺろっ



「にょわっ!?!?///(なに!?)」

急に右手になにか舐められたような感触が。
あまりに不気味で両手を離してしまった。

ヤバい、エロス大魔王。


光臨。


「じゃあ、限界越えてみる?」

無理です!!!!(ママァァッ!!!)

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