LOVE IDIOT
私はまたうつ伏せになり、枕に抱きついた。
死んじゃう!!!

「・・・そんなに嫌なら」

「!?(な、な、なに!?!?)」




スルッ




「えっ」


ちゅ


「ぁ・・・!?///」

「唇じゃなくて、体にキスするね」

「ばっ・・・!!!」

そういうと涼は私を肩にキスをする。
ちょ・・・な、涼!?!?

「これで三回目」

「り・・・涼!!///」

「次は、」

涼は私なんてお構い無しに攻めてくる。
耐えられない私は、かたくなに目をつぶる。

そしたら、うつ伏せしていたにもかかわらず急に。

「きゃあっ!??!」


ちゅ


「っ・・・!!」

「・・・四回目」

今度は鎖骨にキスをした。

私、もう無理なんですけど。
え、ちょっと待って。

ていうか、まだ四回!?!?

あ、あと六回も!?!?

「(ちょ、待て待て!!)ストップ涼!」

「五」

「え、ちょ、ぅあ!?」

五回目は手。

なんか、凄くくすぐったい。
変な感じがした。

「(お、お願い。プリーズ。マジでストップ!!)」

惜しくも私の必死の思いは涼には届かなく、涼はいつまでも不敵に微笑んでいる。

「ちょ・・・(死ぬぅー!!///)」

六回目は手首、それから頬、そしてまた首筋。

首筋にされた時は、くすぐったくて死ぬかと思った。
もう、恥ずかしすぎて。

「(やめれぇえ!!!!!!)」

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