LOVE IDIOT
「(か、固まっててもしょうがない・・・)」
私は心に決意をかためて、ちゃんと目を見開く。
息はちょこっと荒くなってきた。
間違えて鼻にキスしちゃったらどうしよう。
「どうする?キスする?」
「す、する」
「じゃ、頑張って」
「(他人事のように言いよって・・・!)」
ドキ
ドキ
ドキ
「(い、いくぞ)」
私は両手を涼の肩に置き、背伸びした。
あぐらしてても涼は私より背が高い。
顔がぐんと近くなって。
涼の、息が、かかる。
「・・・(・・・)」
つい手に力が入っちゃう。
それに気付いた涼は、私の手を支える。
暖かかった。
「い、いい・・・?」
「・・・いつでも」
私は顔を今よりもっと、もーっと近づけて。
「・・・」
ちゅ
「(や、わらかい・・・)」
急に鼓動がピタリと止まった気がした。
初キッス(私から)は、レモン味と良く言うけれど。
本当に、甘酸っぱくて気持ちはレモンみたいだった。
「(ど、どのタイミングで離れれば良いのか分からない)」
私は唇を離した。
なんだか、変な感じ。
一瞬止まった時間が、急に引き戻される。
「(きゃああああぁぁぁっ!!!///)」
しちゃった、あーしちゃった。
キス、しちゃったよ!!!
私は心に決意をかためて、ちゃんと目を見開く。
息はちょこっと荒くなってきた。
間違えて鼻にキスしちゃったらどうしよう。
「どうする?キスする?」
「す、する」
「じゃ、頑張って」
「(他人事のように言いよって・・・!)」
ドキ
ドキ
ドキ
「(い、いくぞ)」
私は両手を涼の肩に置き、背伸びした。
あぐらしてても涼は私より背が高い。
顔がぐんと近くなって。
涼の、息が、かかる。
「・・・(・・・)」
つい手に力が入っちゃう。
それに気付いた涼は、私の手を支える。
暖かかった。
「い、いい・・・?」
「・・・いつでも」
私は顔を今よりもっと、もーっと近づけて。
「・・・」
ちゅ
「(や、わらかい・・・)」
急に鼓動がピタリと止まった気がした。
初キッス(私から)は、レモン味と良く言うけれど。
本当に、甘酸っぱくて気持ちはレモンみたいだった。
「(ど、どのタイミングで離れれば良いのか分からない)」
私は唇を離した。
なんだか、変な感じ。
一瞬止まった時間が、急に引き戻される。
「(きゃああああぁぁぁっ!!!///)」
しちゃった、あーしちゃった。
キス、しちゃったよ!!!