LOVE IDIOT
ちなみに、津田(生出っ歯)はというと・・・
「こんな頭じゃ行けない・・・!!(泣)」
バスの中で待機中。
* * *
「あ〜、いいお湯だったぁ・・・」
30分後、私達は大広間にてみんなと待ち合わせ。
今いるのは涼と私と華。
あとの二人はまだお湯に浸かっているらしい(なんでだろう)。
「今日って、どれだけ旅館見回るの?」
「ここも含めて三件だって」
「本当ですかっ!?やった!!(もしかしたら混浴あるかも!///)」
華は随分と喜んでいた。
ピョンピョン跳ねている。
「そうだ、私コーヒー牛乳買ってくるね!!」
「あ、私の分も買って来て!」
「はいはい〜い!!」
そういうと華は財布を持って自動販売機までスキップしていった。
「「・・・」」
・・・なぜか涼との沈黙が訪れる。
「・・・」
二人共髪が濡れていた。
火照った頬とか、水で張り付いた髪とか。
なんか、色っぽいっつーのも変なんだけど。
「(やっぱいつ見てもカッコイイなぁ・・・)」
すると、私の視線に気付いたのか。
「・・・何?」
「ぇ!?」
「・・・」
「えぇっと・・・な、んでもない!!(驚)」
涼の瞳にちょっとときめいた。
ど、どうした私!!!
「・・・あそ」
「ぅ、うん・・・」
なんだか冷や汗かくなぁ・・・
キュッ
「えっ」
「・・・」
急な出来事に少し驚いた。
・・・だって。
涼、私の手握ってる。
「ど、どーしたの急に・・・(死ぬ死ぬ死ぬ!!///)」
「・・・別に」
「(別に!?)」
「・・・」
「そ・・・そっか・・・」
甘い空気全快。
私は改めてドキドキした。
「(わ〜・・・!///)」
私いつか萌え死ぬよ。