LOVE IDIOT
女子達、只今絶賛痴話中(しかもかなり重症)。
「な、なに言ってるの華・・・(大丈夫?)」
「いやでも、そういうことでしょ??」
・・・
「まぁ、そうですね(駄目だこの人)」
私は水面に浮かぶ花びらをどけて、顔をあらった。
は〜・・・湯あたりしそう(しないと思うけど)。
「・・・ねー宮比」
「今度はなに?」
「私、思うんだけど」
「うん」
最初は薔薇風呂なんて、ウソっぽくて気持ち悪いと思ってた。
けど、意外といけるかもしれない。
私は花びらを手の平に乗せた。
「宮比・・・」
「なによー?」
「それって・・・なんか、エロくない?」
プッツン(思考回路停止音)
ザッパァアンッ!!
「はっ!?///」
「ちょっと宮比、ちゃんと肩までつかりなよ〜」
「いやいやいやっ!!!(それどころじゃあないっ!!!)」
池之宮・華・・・
い、今なんて言いましたかっ!?
一瞬、勢いで立ち上がってしまった私が恥ずかしいよ!!!
「まぁ、とりあえずお湯に入って入って」
「う、うん・・・(落ち着け落ち着け落ち着け)」
私は自分の鼻を手で(一応)押さえた。
い、いつ鼻血出すか分からないからね・・・(危険)。
「で、なにがどうエロいんでしょうか華さん」
「なにがって・・・宮比」
「はい」
「薔薇の花びらに、裸ですよ?」
ブッ
「はははははは・・・!!?(鼻血)」
「宮比、絶対に鼻血をお湯に入れないでね?」
「は、はい・・・!!(泣)」