LOVE IDIOT
ズッキュウウゥゥゥンッ
・・・みなさん、今の聞きましたか?
涼が満面の笑みで美味しいって言ってくれました。
人生最大のビッグサプライズです。
私、心躍る気持ちです。
「ほ、ほんとう・・・?」
「(コクン)」
・・・ヤバい、可愛過ぎる。
だ、誰なんだ。
この可愛い子犬みたいな生物は一体なんなんだ。
さっきから私の萌えスポットをついてくる。
あー、死ぬ。お腹痛い。
「も、もう少し食べる涼?」
「・・・食べる・・・」
ドギャンッ
い、一々の言葉がもう・・・嬉しいっ!!!
可愛いし、愛しいし、萌えるし・・・!
胸にギュンギュン刺さってくるよ。
マジ涙出そう。
「あーん」
「あーん・・・」
パクッ
ヤバい、私なんか分かんないけどハマってきた。
これはこれでまた・・・ツボだなぁ。
あ、別にいつものドSエロス大魔王が私のツボなわけではなくてですね。
とにかく、私はどんどんお粥を涼の口へと運んでいく。
「よし、じゃあ薬飲んで寝よっか(全部食べたよ!!!)」
ご飯一粒残さず器を空っぽにした涼。
ねぇ、今私嬉しすぎて泣きそう。
そ、そんなに美味しかったのかぁ・・・!
「(ちょっぴり感動)」
「宮比・・・薬は・・・?」
「ぇ、あ、うん。これ、今お水持ってくるね」
「ぅん・・・」