LOVE IDIOT
「て、ていうか薬飲まないと涼っ!いつまでたっても治らないよ?」
私は慌てて薬に手を伸ばす。
でも涼は私の手を掴む。
「りょ・・・」
「・・・まだ熱あっても良い・・・」
「な、なに言ってんの?」
かすれた声が言う。
ヤバい、涼の熱が悪化してる。
さっきまで平気な顔してたのに、今じゃ倍に汗をかいている。
息もあがってし、私は涼の額に手をあてる。
・・・熱い。
「ちょっと待ってて」
私は冷蔵庫から冷えピタを取り出した。
「これを貼っとけば・・・(よし)」
涼のほっぺはピンクよりちょっと赤く火照っていた。
凄い、熱そう。
「早く治そうね、涼」
「・・・ぃやだ・・・」
は。
「え、なに言ってんの!?(どうしたの涼!)」
これはもう、重症だ。
熱が悪化しすぎて涼が変な事言ってるとしか考えられない。
「もうすぐ陸上部、大会あるんでしょ?」
そうだよ、四月にあるって聞いたよ。
なのに、嫌だなんて・・・?
ま、まさかいじめられてるとか!?(ない)
「あるけど・・・」
「あ、あるけど?」
すると涼は枕に顔をうずくまって言った。
「・・・ずっと宮比が隣にいてくれる・・・」
「・・・へ?」
い、今なんて・・・
「・・・宮比、僕と違うクラスでしょ。学校じゃ会う機会少ないし・・・」
涼はそれを言った後、少し咳をした。
・・・あの、涼さん。
私、自惚れて良いんでしょうか・・・?!
私は慌てて薬に手を伸ばす。
でも涼は私の手を掴む。
「りょ・・・」
「・・・まだ熱あっても良い・・・」
「な、なに言ってんの?」
かすれた声が言う。
ヤバい、涼の熱が悪化してる。
さっきまで平気な顔してたのに、今じゃ倍に汗をかいている。
息もあがってし、私は涼の額に手をあてる。
・・・熱い。
「ちょっと待ってて」
私は冷蔵庫から冷えピタを取り出した。
「これを貼っとけば・・・(よし)」
涼のほっぺはピンクよりちょっと赤く火照っていた。
凄い、熱そう。
「早く治そうね、涼」
「・・・ぃやだ・・・」
は。
「え、なに言ってんの!?(どうしたの涼!)」
これはもう、重症だ。
熱が悪化しすぎて涼が変な事言ってるとしか考えられない。
「もうすぐ陸上部、大会あるんでしょ?」
そうだよ、四月にあるって聞いたよ。
なのに、嫌だなんて・・・?
ま、まさかいじめられてるとか!?(ない)
「あるけど・・・」
「あ、あるけど?」
すると涼は枕に顔をうずくまって言った。
「・・・ずっと宮比が隣にいてくれる・・・」
「・・・へ?」
い、今なんて・・・
「・・・宮比、僕と違うクラスでしょ。学校じゃ会う機会少ないし・・・」
涼はそれを言った後、少し咳をした。
・・・あの、涼さん。
私、自惚れて良いんでしょうか・・・?!