LOVE IDIOT
私はそこらへんにあった薄ピンクのふわふわしたマフラーを取って渡した。

「・・・」

「い、今着てるみたいだけど・・・(なぜマフラーにした私!!)」

それを見つめる斉藤さん。
とうとう手に取った。

「む、無理して着なくていいっすよ・・・!(汗)」

すると、



スルッ



「(え)」

斉藤さんは今着ていたマフラーを取った。
そして私がさっき選んだマフラーを首に巻く。





「似合ってますか?(にこ)」





し・・・紳士的・・・!!


「に、似合ってます!!///」

「じゃ、買おっかな(照)」

しかも買っちゃうの!?

「早瀬さんも着てみたら?」

「あ、あ、はい!!」

さっそく私は今着てるジャケットを脱いだ。
そしたら斉藤さん、ジャケット持ってくれた!

ジェントルマン!!

「ど、どうですか!?///」

「うーん・・・」

しばらくジーっと見続ける斉藤さん。
に、似合ってなかった!?

「(ドキドキドキ)」



「・・・可愛い、です///」



きゃあああ!!!///(感動)

「よ、よかったぁ!」

ていうか、バカップルの気持ちが分かってきたよ!!←

「わ、私も買おっかな!!///」

「え、いいんですか!?」

「うん!似合ってるなら、買わないわけ無いでしょ!学校でも着させていただきます!!」

私はルンルン気分でお会計へと向かった。

「(♪)」


 * * * 


「今日はありがとうございました!!」

「いえ、俺もありがとうございました。楽しかったです(にこ)」

斉藤さんは相変わらず笑顔で、私はドキドキだ。

「け、ケーキ美味しかったし!それに服まで一緒に見てくれて!///」


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