LOVE IDIOT
ていうか斉藤さん、やっぱ弱みとかあるんすか!?
え、なにそれ気になる!!!(おい)


「というわけで、これいうの二度目かもしんないけど」


ドカッ





「このクラスは一週間、僕達のものだから」





一度も言ってねぇー!!!!
これには流石の私もキレた。

「ざけんな!!何様のつもりだ!!!」

「ん、俺様」

「死ねっ!!!!(マジで死んで!!)」

「死ねって言われて死ねる奴とかいんの〜早瀬ちゃん?」

「(漫才出来るんじゃねぇの、この二人・・・?!)」

と、まぁこんな感じで一時間ほど涼と口論(小競り合い)。

結局、涼と柴崎さんが圧勝。
誰一人としてまともに反論出来なかった(特に私)。







き・・・昨日の決意(髪)を返せっー!!(無理)







 * * * 


「(駄目だ・・・)」

涼め・・・

アイツなんでよりにもよって一番前のど真ん中を選んだんだよ。
これ完璧に嫌がらせだよ。

教育委員会に訴えるよ。



ぅわぁぁあああんっ!!!←



「斉藤さん・・・これ解った・・・?」

「いや、僕にもさっぱり・・・」

「やっぱり・・・?」

ただいま英語やってます。

しかも今日は『過去形』をやってます。

私が一番、不得意なテーマです。
はい。



谷口(先生)!!お前も涼とグルだったのか!!!(妄想)



「早瀬!!これやれ!!」

「はっ!?」

「はっ!?じゃねえ!!スタンドアップ(立て)!!ライト(書け)!!」

「え、ちょ・・・ノォオオオー(死ね)!!!!」

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