LOVE IDIOT
そして涼は。

・・・余裕の表情で口を手で(エロく)拭いていた。
ヤバい、本気で危ない。

エロすぎますから。

「涼!!ゲホッ、や、止めて!!」

「なんで」

「な、なんでって・・・わ、私が嫌だから!!」

「・・・じゃあ」

「え」





ペロッ





「む・・・!!///」

今度はキス、ではなくて。
私の唇を、舌、で、な・・・



舐めた・・・!?!?



「涼!!なにしてんの!?止めてよ!!」

「これで恥ずかしがってんの?キスしたらこんなの同じじゃん」

「ぉおお、同じじゃない!!」

なに不敵に笑っちゃってんの!?
いい加減にして!

今日の涼・・・いつもの涼じゃない!!

「なんで・・・」

「え?」

「い・・・いつもの涼じゃない・・・!!」

急に怖くなって。

いつもの涼じゃない、いつもの・・・涼じゃ・・・!

「・・・じゃあさ、宮比は」

涙がふいに、こぼれた気がした。

「・・・?」







「宮比は・・・京にやられたら、嬉しいの・・・?」







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