お嬢様は執事とともに
俺は崖のヘリにいた。

そして会話に夢中になってるとき、足を滑らせた。


長いようで短かった時間。

落ちていくときに確認できたのはお嬢様の叫び、泣く声。

俺が傍にいなきゃいけなかったのに。

一人にしてしまった。

そしてお嬢様は・・・・海に飛び込んだ。

俺を追って――――・・・


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