転んだら死神が微笑んだ
あかり「ええと…、名前なんだっけ?」

茶髪のコ「やだ〜っ。名前知らないの?」

化粧のコ「ま〜でも、無理なくない?しゃべったことないもん。」

茶髪のコ「ああ!そっか〜!」

そんなことを、あからさまに言いながら二人は笑っていた。

そんなはっきり言わなくても、まぁ〜逆にすがすがしいっていうか…


茶髪のコ「アタシ、ミキだよ。ミキ。」

化粧のコ「わたしはかなえね!覚えといて。」


『たぶん、覚えていないと思う。』


なんてことは、さすがに言えなかったけど、なんでこの二人が声をかけてきたのかというのは、何か理由があったらしい。
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