転んだら死神が微笑んだ
一瞬、コイツの顔が不服そうに歪んで見えた。

貴志「ともかく!違って見えてるってことだな。」

なぜか、コイツの動きがとまった。

そして、座り込み、大きくため息をついた。

貴志「はぁ〜。そっかぁ。そりゃそうだ〜。逆だから、あぁだったんだよなぁ。でもな〜、このまま話進めると認めることになんなぁ〜。」

あかり「一人で何ブツブツ言ってんの?」

貴志「…ま、いっか。お前さ、シーソー乗ってた時と今は、どっかスレてるっていうか、つまんねー顔してるけど、俺を死神だと思ってた時、つまりお前が死んだと思ってた時な、…なんつ〜か、幸せそうな顔してた。」

あかり「えっ…。」
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