転んだら死神が微笑んだ
かなえ「あかりたちも、なんか乗ってきなよ。」

あかり「でも…。」

かなえ「(わたしも二人っきりになりたいの!)」

あかり「え?」

ちょっとは、気づきなさいよと、かなえちゃんはわたしの背中をポンと押し出した。

貴志「じゃあ、行くか。」

タカシが先に歩きだす。

あかり「あ、ちょっと待ってよ〜。」



それから、二人でこの人ごみの中を歩いた。

貴志「なんか乗る?」

フリーフォールや振り子みたいな乗り物、いろんなものがある。

あかり「あ!じゃあさ、あれに入ろう。」

貴志「何、なに?」

タカシを誘ったところは、乗り物に乗って、出てくるモンスターをビームで撃つというもの。

貴志「へぇ〜、おもしろそ〜。」
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