転んだら死神が微笑んだ
ピリロピリロピリロ
貴志「あ、電話。」
ピッ
貴志「もしもーし。」
寿明『あー貴志?今どこいんの?』
貴志「観覧車だけど。」
寿明『やっぱし〜?俺たち四人は合流して下にいんだけどよ〜。』
貴志「『やっぱし』って…。ふざけんなよ。」
貴志「あいつら下にいるってさ。」
タカシが窓から下の様子を見ていた。
わたしも下を見てみる。
いろんな人が集まっているなか、あの四人の色があった。
貴志『ああ、見えてるよ。』
寿明「ホントっ!?どこらへんにいんの?」
貴志『すっげー頂上。』
寿明「『頂上』?!つくづくだなぁー。」
ミキ「頂上にいんの?」
寿明「そうらしいよ。」
ミキ「おーい!!」
かなえ「おーい!」
寿明「へっへへ。おーい!」
いちご「ち、ちょっと、みんな不謹慎だって。」
『おーい!』
携帯からもれる音とともに、ミキたちが手を振っているのが確認できた。
貴志「あいつら…。」
寿明『貴志ーっ。大丈夫だってさー!すぐ降りてこられるって〜。俺たちそれまで、なんか食って待ってるから。』
貴志「なんか食うのかよ…。」
そして、電話が切れ、寿明君たちが消えていった。
貴志「ホントに行くのかよ…。」
貴志「あ、電話。」
ピッ
貴志「もしもーし。」
寿明『あー貴志?今どこいんの?』
貴志「観覧車だけど。」
寿明『やっぱし〜?俺たち四人は合流して下にいんだけどよ〜。』
貴志「『やっぱし』って…。ふざけんなよ。」
貴志「あいつら下にいるってさ。」
タカシが窓から下の様子を見ていた。
わたしも下を見てみる。
いろんな人が集まっているなか、あの四人の色があった。
貴志『ああ、見えてるよ。』
寿明「ホントっ!?どこらへんにいんの?」
貴志『すっげー頂上。』
寿明「『頂上』?!つくづくだなぁー。」
ミキ「頂上にいんの?」
寿明「そうらしいよ。」
ミキ「おーい!!」
かなえ「おーい!」
寿明「へっへへ。おーい!」
いちご「ち、ちょっと、みんな不謹慎だって。」
『おーい!』
携帯からもれる音とともに、ミキたちが手を振っているのが確認できた。
貴志「あいつら…。」
寿明『貴志ーっ。大丈夫だってさー!すぐ降りてこられるって〜。俺たちそれまで、なんか食って待ってるから。』
貴志「なんか食うのかよ…。」
そして、電話が切れ、寿明君たちが消えていった。
貴志「ホントに行くのかよ…。」