転んだら死神が微笑んだ
とても長く感じた。でも、ほんとはそんなに経ってなんかない、思ってるよりも短い時間。

右側に見える波の音も、通り過ぎる車の音さえ、聞こえなかった。

あかり「あ〜!もう…」

沈黙をやぶろうとしたのは、わたしだった。

でも、それはすぐになかったことになった。
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