転んだら死神が微笑んだ
貴志「ええと、ジュニーはどうやって来たの?」

ジュニー「あるいて…。」

貴志「あー、えっと…なんでわかんなくなったのかな?」

ジュニー「ちずみても、わかんないの。」

貴志「そっか。そのママのとこまでの地図見せてくれる?」

ジュニー「うんっ!」

すると、ジュニーは、さげているかばんの中から、小さく折られた紙をとりだした。

シュニー「はい!」

受けとった紙を広げてみると、そこにはもちろん地図があった。

ジュニー手づくりの『宝の地図』が。

貴志「…。」

あかり「わぁぁ…。」
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