転んだら死神が微笑んだ
貴志「とにかく!お家に帰ろう。そこから、また始めよう。」

ジュニーは小さくうなずいた。

あかり「うちまでの道わかる?」

そうたずねると、ジュニーはそのまま歩き出した。

あかり「(わかるの?)」

貴志「(わかんねぇよ。でも、ついていくしかないだろっ。)」

わたしたちはなんか不安だったけど、ジュニーはとぼとぼながらも、一人で歩いていった。
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