転んだら死神が微笑んだ
あかり「ははっ…。」

思わずおかしくなって笑ったら、コイツも笑った。

貴志「ははは。」

ジュニー「お兄ちゃんたちがたすけてくれたのっ。」

ジュニーパパ「それはどうもありがとうございます。」

ジュニーパパは深々と頭を下げた。

あかり「いぇいぇっ。」

わたしたちは、すごく恐縮した。

だって、何もしてあげられてないから。

ジュニーパパ「どこに行ってたんだ?捜したんだぞ。」

ジュニー「ママのところに行こうとして…」

ジュニーパパ「ママのところ…」

ジュニーパパの顔色が、一気に変わった。
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