転んだら死神が微笑んだ
なんか胸のところに、違和感を感じた。

あかり「ん?なんだろ…これ。」

制服の胸ポケットに、何かが入っていた。

見たら、それはジュニーの『宝の地図』だった。

わたしはそれをもう一度広げて見た。

目的地らしい所には、大きな“☆”星マークと、『ママ』と太く書かれていた。

あかり「あ、これホントに『宝の地図』だったんだ…」

貴志「え…?」

わたしのつぶやいた言葉に、コイツは体を近づけて覗いた。

貴志「フッ…」
< 50 / 284 >

この作品をシェア

pagetop