sky~空に恋した女の子~
わかってるし・・・
自分でもどっちかにしないといけないの
でもわかんない
尚輝以外を好きになったことなんてないから
でも今こんなに長く尚輝を好きって思ってても時田先輩がすごく気になる





「百合亜ちゃん♪ナニ考えてるの?」




でたよ・・・
人が悩んでるっていうのに
ほんと有紗って空気読めないやつ




「いや別に・・・考え事」




「ウソだ~恋のこと考えてたんでしょ」




「うるさいっ!」




図星を当てられてしまったことと触れてほしくないところをいわれたから大きな声を出してしまった
やばいクラスのみんなこっち見てる・・・

やばいと思ったあたしは教室から走って抜け出した

屋上に行こうと階段を上がっていくと途中でさっきまでいなっかった麗華と尚輝がいた
誰とも話したくなっかったあたしは無視して屋上に行こうとした

でも誰かの手があたしの手首をつかんでる




「痛い!離して」




「おい!百合亜どうしたんだよ」




そこには心配そうな尚輝が立っていた
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